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北の地に宿るなにか [本]

「起終点駅(ターミナル)」は桜木紫乃さんの2012年の作品。この後の「ホテルローヤル」で直木賞を受賞するが、その直前の時期に書かれた6つのお話の入った短編集。表題作「起終点駅」はこの秋に映画化された。

舞台は著者の地元である北海道。一つだけ前の話の主人公を再登場させたもの(「たたかいにやぶれて咲けよ」)があるが、基本はそれぞれ別の話の6編。雰囲気は皆似ていて、鬱屈した閉塞感の中で主人公が悩み、考え、行動する様を描いている。舞台が北海道であることもあって、佐藤泰志さんの「そこのみにて光輝く」に通じるものもある。

起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)

起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)

  • 作者: 桜木 紫乃
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: 文庫



起終点駅(ターミナル)

起終点駅(ターミナル)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/03/11
  • メディア: Kindle版



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釧路の湿原を望む高台の上から [本]

桜木紫乃さんの第149回(2013年上期)直木賞受賞作。釧路の大湿原を望む高台に建つラブホテル「ホテルローヤル」にまつわる短編が7つ。それぞれの話は微妙に繋がりがありながら、30年に渡るホテル営業の様々な時期のエピソードが順不同で、むしろ遡る感じで並べられている。それぞれの主人公はそれぞれ違った思いを持ってホテルの部屋に入る。そして必ずしも一致しない男の思いと女の思い。


ホテルローヤル (集英社文庫)

ホテルローヤル (集英社文庫)

  • 作者: 桜木 紫乃
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/06/25
  • メディア: 文庫



ホテルローヤル (集英社文庫)

ホテルローヤル (集英社文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: Kindle版

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料理とも戯れる [本]

村上龍さんの1996年の作品。作家となって成功している主人公が、突然中学の頃の同級生アオキミチコから電話をもらう。彼女は初恋の相手。次に長崎に来る時に会えないかと言う。その誘いに乗り、ハウステンボスのレストラン「エリタージュ」で食事を共にする。そしてフルコースのディナーを食べながら、23年のギャップを徐々に埋めるように会話が進む…というお話。


はじめての夜 二度目の夜 最後の夜 (集英社文庫)

はじめての夜 二度目の夜 最後の夜 (集英社文庫)




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ワインと戯れる [本]

村上龍さんの1998年の作品。オーパス・ワン、シャトー・マルゴーなど、有名な8種類のワインを取り上げ、それらに似つかわしいお話を添えている。それぞれ主人公は人生に違和感を持っている女性たち。その口を借りてワインの味と香が直接脳幹に働きかける様を村上さん流の言葉で綴る。


ワイン一杯だけの真実 (幻冬舎文庫)

ワイン一杯だけの真実 (幻冬舎文庫)



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一生に一度だからこそ [本]

41歳で「肺カルチノイド」という病気で亡くなった金子哲雄さんの遺作。一度危篤状態になったのをキッカケに本を書くことを思い立ち、亡くなるまでの一ヶ月で書き上げた作品。


僕の死に方 エンディングダイアリー500日 (小学館文庫)

僕の死に方 エンディングダイアリー500日 (小学館文庫)

  • 作者: 金子 哲雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/02/06
  • メディア: 文庫



自分の命が残り僅かであることを知ってから書かれた本は結構あると思うが、本作はいろいろと考えさせられた。

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池袋西口公園の原点(2) [本]

石田衣良さんの「手のひらの迷路」。少し間が開いてしまったけど、後半の感想。


てのひらの迷路 (講談社文庫)

てのひらの迷路 (講談社文庫)

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 文庫


(ネタバレあります)


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池袋西口公園の原点(1) [本]

久しぶりのブログアップデート。最初ログイン出来ずに困った :-) 最終が2012年だったからほぼ3年ぶりということになるのか。

再開一つ目は本のレビュー。題材は池袋ウエストゲートパークシリーズで有名な石田衣良さんの短編集。


てのひらの迷路 (講談社文庫)

てのひらの迷路 (講談社文庫)

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 文庫



短めの感想はBookmeterに書いている。そしてそこでも触れたが、この短篇集は各エピソード前に著者自身の「まえがき」がある。自分はあとがきとかを最初に読んだりしない方なので、ネタバレのアプローチに少し抵抗があったが、合わせて読んでみるとなかなかおもしろい。

そして、「著者がエピソード毎に前書きなら、感想もエピソード毎に書いてみようか」ということで、書いてみた。感想というよりも読み終わった後に感じたことを書き綴っただけなので内容から大きく外れているのもあるけど、あしからず。

そして一部ネタバレしてます。

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檻に閉じこめられないモノ [本]

デニス・リーマンの1987年の作品。原題は "The Getbacks of Mother Superior"で「女子修道院長の復讐」ということか。

囚人同盟 (光文社文庫)

囚人同盟 (光文社文庫)

  • 作者: デニス リーマン
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1998/02
  • メディア: 文庫



Amazon.co.jpには新品の在庫はなく、全て中古(古本)のみ。きっともう増刷しないんだろうな。お手ごろ価格なので、読みたい人は無くなる前に買っておいた方が吉。

この作品は刑務所を舞台にしたフィクションの小説なのだが、著者はなんと刑期53年の現役の服役囚。つまり、牢屋の中でこれを書いている。それが否応無しに臨場感を高める。

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もう、一年も経っていたのか [本]

ロバート・B. パーカーの「スペンサー・シリーズ」第一作目。

ゴッドウルフの行方 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

ゴッドウルフの行方 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

  • 作者: ロバート・B. パーカー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1986/09
  • メディア: 文庫



昨日、ふとした事でWikipediaを調べていて、パーカーさんが去年の1月に亡くなっていた事に気がついた。知らなかった。不覚。


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好きこそものの上手なれ [本]

北村さん・宮部さんが選んだ、短編集。


名短篇、ここにあり (ちくま文庫)

名短篇、ここにあり (ちくま文庫)



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